脱デフレ!?消費者は安くていいんだけど。。
昨年末の衆議院議員選挙で自民党が圧勝し阿部総理大臣が登板してからというもの、経済対策がどんどんと打ち出されていますね。
そのお陰か日経平均も2,000円以上上昇し、昨年あれだけ苦しんだ円高もあっという間に1ドル=90円近くまで下落してきました。
さらに日本銀行に対し、政府は年2.0%の物価上昇を目標とさせることを決めました。
これらの根底にあるのは失われた20年を終わりにし、新しい日本の経済成長モデルを立ち上げつつ、たまった国の借金を返していくための経済力を取り戻すことにあるのでしょう。
ただし、物価が上昇することで私達の日常生活でも物の値段が上がってしまいますから、良いことばかりとは言えませんね。その分給料が増えればいいんですが、企業は業績回復や内部留保の増加に対し給与の反映は遅くなる傾向にあるためです。
日本経済は良くなって欲しいけど、家庭の財布も守って欲しい。
こんな思いを持つ人は多いのではないでしょうか?
お金が無い人たちにとっては消費増税も苦しい施策です。
ただでさえ日々の生活に困窮しているのに消費税が8%になったらいったいどうなってしまうのか?
考えるだけでもおそろしいですね。。
まずは収入が増えるように出来る限りの手を打ち、足りない分は一時的に
キャッシングなどでまかなう、という人も出てくるのかもしれません。
そうならないように今のうちから備えておく必要がありそうです。